忘れられる権利
詳しいことは分からないのですが，ヨーロッパ連合司法裁判所が，スペイン人の男性が，１６年前に所有していた不動産が負債のため競売にかけられたことを伝える地元の新聞記事が，問題が解決したあとも自分の名前で検索されると記事へのリンクが現れるとして，グーグルに，リンクを検索結果から削除するよう求めていた事件で，削除命令がでたようです。
知らなかったのですが，このような権利を「忘れられる権利」というみたいですね。
なにかで，インターネットの特徴として，情報が残り続けるというのを読んだ気がするのですが，それに対応する権利も出てきたということなんでしょうね。
津駅法律事務所
弁護士法人心の津駅法律事務所の
ホームページがリニューアルしました。
興味のある方は，こちらで確認してみてください。
最近，津の事務所に行く機会が多く，
津駅をよく利用するのですが，
津駅の看板のひらがなの方は，
上に大きく平仮名の「つ」が書いてあり，
下に小さく漢字で「津」と書いてあるので，
遠くから見ると「？」の文字に見えませんか。
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークも終わってしまいました。
これで７月まで連休のない日が続いていきます。
これからどんどん暑くなることを考えると，
憂鬱ですね。
ゴールデンウィーク
明日は昭和の日なので，
明日からゴールデンウィークになるのでしょうか。
今年は，例年と比べると祝日，休日が連続しておらず，
残念です。
ただ，弁護士になってからは，
ゴールデンウィーク中も，どこかの日は事務所に来ていましたので，
あまり関係ないといえばかんけいないですね。
続・正しい日本語
タイトルに反し，正しい日本語というよりかは，正しい公用文の話になるのでしょうか，
個人的に，たまに迷うのが「及び」の前後に読点「、」を打つかどうかです。
これについても「分かりやすい公用文の書き方」（磯崎陽輔，ぎょうせい，ｐ８８）によれば，
原則として「及び」の前後には読点を打ってはいけないが，動詞の列挙の場合には，
動詞の連用形の後に読点を打つのが正しい使い方のようです。
つまり，「請け負わせ，又は承継させてはならない。」というように使うのが正しいらしいです。
正しい日本語
最近知ったのですが，「動詞系の語の複合語については，途中の送り仮名を，動詞のときは付けるが，名詞のときは付けない」らしいです（磯崎陽輔，「分かりやすい公用文の書き方」ｐ５２より）。
具体的には，「申込み」と名詞で使う時は，「申」の後に送り仮名はいらないようなのですが，
「申し込む」というように動詞で使う場合には「申」のあとに送り仮名の「し」がいるようです。
今まで，なんとなくで使っていました。
弁護士なのに少し，恥ずかしいです。
ただ，これには，例外も多いみたいなので，習熟する必要があるとのことです。
エイプリルフール
昨日は，エイプリルフールだったみたいですが，
結局，エイプリルフールらしいことは全くしませんでした。
ま、弁護士が嘘をついてはいけないので，
これでいいのでしょう。
消費税
明日から，消費税が８％になりますね。
特に，駆け込みで買い込んだりはしていないのですが，
消費税が上がる→消費が減る→利益を確保するために，
単価を上げるというサイクルで，
消費税以上に商品が値上がりする可能性があることに気づき，
少し後悔しています。
弁護士の仕事上も，しばらくは５%か８％か迷いそうなので，
気をつけていこうと思います。
桜が
最近，暖かくなったな、と思っていたら，
もう名古屋も桜が満開ですね。
今年は，花見にいけるかな。
強制執行
今日は，少し弁護士っぽいことを書いてみようと思います。
日本の訴訟制度は，大きく二つの手続きに分かれていて，
一つは権利を確定させる，通常訴訟の手続きで，
もう一つは，権利を実現させるための強制執行の手続きです。
通常の裁判で判決をもらっても，
それはまだ，権利が確定したに過ぎません。
「いくらいくらのお金を支払え」という判決がでたとしても，
相手が払わないのであれば，差押等の強制執行の手続きをしなければなりません。
ただ，普通の会社や，財産をもっていることが分かっていれば，
差押等をしていくこともできるのですが，
どこに財産等があるか分からないと，
差押ができないこともあります。
ですので，権利はあるのだけれど，
権利の実現が難しいという事件もままあります。
もっと簡単に財産の調査等ができるようになればいいのですが。
